危険物乙4 危険物取扱者の義務 — Questions and Answers
Question 1: 製造所の位置基準における「保安距離」について、学校・病院等に対する保安距離として正しいものはどれか。
- 30m以上 (Correct answer)
- 10m以上
- 50m以上
- 100m以上
Correct answer: 30m以上
製造所から学校・病院・映画館等(多数の者が集まる施設)への保安距離は30m以上が必要です。一般住居は10m以上、重要文化財等は50m以上と対象によって異なります。
Question 2: 屋外タンク貯蔵所の防油堤の容量として正しいものはどれか。
- タンク最大容量の110%以上 (Correct answer)
- タンク容量の50%以上
- タンク容量と同容量(100%)
- タンク容量の200%以上
Correct answer: タンク最大容量の110%以上
防油堤の容量はタンク最大容量の110%以上が必要です。複数タンクがある場合は最大タンク容量の110%以上とします。溢れた際の余裕容量として10%余分に確保します。
Question 3: 屋内貯蔵所の床面積の上限として正しいものはどれか。
- 1000㎡以下(耐火構造の場合等は2000㎡まで可の場合あり) (Correct answer)
- 面積制限はない
- 100㎡以下
- 500㎡以下
Correct answer: 1000㎡以下(耐火構造の場合等は2000㎡まで可の場合あり)
屋内貯蔵所は原則として床面積1000㎡以下(耐火構造・設備によっては2000㎡まで可能)です。大面積の単一空間は火災時の延焼が大きくなるため制限されています。
Question 4: 給油取扱所(ガソリンスタンド)に設置しなければならない設備として正しいものはどれか。
- 固定した給油設備・漏えい検知設備・消火設備・防火塀等 (Correct answer)
- 給油ポンプのみ
- 特に規定なし
- 消火器のみ
Correct answer: 固定した給油設備・漏えい検知設備・消火設備・防火塀等
給油取扱所には固定給油設備・地下タンク(埋設タンク)・漏えい検知設備・消火設備(粉末消火器等)・防火塀・標識等の設置が義務付けられています。
Question 5: 地下タンク貯蔵所のタンクの設置基準として正しいものはどれか。
- タンク上部を地面から0.6m以上の深さに埋設し、コンクリートで保護する (Correct answer)
- 地面すれすれに埋設してよい
- 深さに制限はない
- コンクリートは不要
Correct answer: タンク上部を地面から0.6m以上の深さに埋設し、コンクリートで保護する
地下タンク貯蔵所のタンクはタンク頂部を地盤面から0.6m以上深く埋設し、タンク周囲をコンクリートで保護します。腐食防止措置と漏えい検知設備も必要です。
Question 6: 製造所の構造基準として「耐火構造」の壁が必要な理由として正しいものはどれか。
- 火災が発生した場合に近隣建物への延焼を防止し、建物の倒壊を遅らせるため (Correct answer)
- 建物の美観のため
- コスト削減のため
- 法律があるから(理由は不明)
Correct answer: 火災が発生した場合に近隣建物への延焼を防止し、建物の倒壊を遅らせるため
耐火構造の壁は火災時に建物の火炎・熱が外部に拡散するのを遅らせ、近隣への延焼を防ぎます。また構造的な強度を維持して早期倒壊を防ぎ、消火・避難活動の時間を確保します。
製造所の位置基準における「保安距離」について、学校・病院等に対する保安距離として正しいものはどれか。