FP リスク管理 — Questions and Answers
Question 1: 生命保険契約において、契約者が保険会社に重要事項を正しく申告する義務を何といいますか。
- 告知義務 (Correct answer)
- 通知義務
- 説明義務
- 支払義務
Correct answer: 告知義務
保険契約者または被保険者が、契約締結の際に健康状態など保険会社が求める重要事項を事実どおりに申告する義務を告知義務といいます。これに違反すると、保険会社は契約を解除できる場合があります。通知義務は契約後の危険増加などを知らせる義務です。
Question 2: 定期保険と終身保険の違いに関する記述として、最も適切なものはどれですか。
- 定期保険は一生涯保障が続き、貯蓄性が高い。
- 終身保険は一定期間のみ保障し、保険料が割安である。
- 終身保険は保障期間が限定され、解約返戻金がない。
- 定期保険は保障期間が限定され、掛け捨て型で保険料が割安である。 (Correct answer)
Correct answer: 定期保険は保障期間が限定され、掛け捨て型で保険料が割安である。
定期保険は保障期間が一定期間に限定された掛け捨て型で、同じ保障額なら保険料は割安です。終身保険は一生涯保障が続き、解約返戻金があるため貯蓄性を備えている点が特徴です。
Question 3: 個人が支払った地震保険料について、所得税の地震保険料控除の控除限度額として正しいものはどれですか。
- 支払保険料の全額(上限なし)
- 最高40,000円
- 最高120,000円
- 最高50,000円 (Correct answer)
Correct answer: 最高50,000円
所得税における地震保険料控除は、支払った地震保険料の全額が対象となりますが、控除限度額は最高50,000円です。住民税では支払保険料の2分の1(最高25,000円)が控除されます。
Question 4: 自動車保険のうち、自動車損害賠償保障法に基づき加入が義務づけられているものはどれですか。
- 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険) (Correct answer)
- 車両保険
- 対物賠償保険
- 人身傷害補償保険
Correct answer: 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
自賠責保険は自動車損害賠償保障法により、すべての自動車・原動機付自転車に加入が義務づけられている強制保険です。被害者の人身損害(対人賠償)のみを補償し、対物賠償や車両の損害は対象外です。
Question 5: 生命保険の保険料を構成する純保険料の基礎となる予定基礎率の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
- 予定事業費率と予定利率
- 予定死亡率と予定事業費率
- 予定解約率と予定事業費率
- 予定死亡率と予定利率 (Correct answer)
Correct answer: 予定死亡率と予定利率
生命保険料は純保険料と付加保険料から成り、純保険料は予定死亡率と予定利率に基づいて計算されます。付加保険料は予定事業費率に基づいて計算され、保険会社の運営経費に充てられます。
Question 6: 火災保険の補償内容に関する一般的な記述として、最も適切なものはどれですか。
- 地震・噴火・津波による火災の損害は、火災保険のみで補償される。
- 火災保険は建物のみが対象で、家財は一切対象にできない。
- 落雷や風災・ひょう災による損害は、火災保険の補償対象となり得る。 (Correct answer)
- 火災保険では失火による隣家への賠償責任も自動的に補償される。
Correct answer: 落雷や風災・ひょう災による損害は、火災保険の補償対象となり得る。
火災保険は火災のほか、落雷・風災・ひょう災・水災など幅広い災害を補償対象とできます。一方、地震・噴火・津波による損害は火災保険では補償されず、地震保険への加入が必要です。建物・家財はそれぞれ契約対象として選べます。
Question 7: 契約者(=保険料負担者)が夫、被保険者が夫、死亡保険金受取人が妻である生命保険契約で、夫の死亡により妻が受け取る死亡保険金にかかる税金はどれですか。
- 所得税(一時所得)
- 贈与税
- 法人税
- 相続税 (Correct answer)
Correct answer: 相続税
契約者と被保険者が同一人(夫)で、受取人が相続人(妻)の場合、死亡保険金は相続税の課税対象となります。なお、相続人が受け取る死亡保険金には「500万円×法定相続人の数」の非課税限度額が適用されます。
Question 8: 医療保険やがん保険などの第三分野の保険に関する記述として、最も適切なものはどれですか。
- 第三分野の保険は、生命保険会社のみが取り扱うことができる。
- がん保険には、契約日から一定の免責期間(待ち期間)が設けられていることが多い。 (Correct answer)
- 医療保険の入院給付金は、入院日数にかかわらず常に全額支払われ上限はない。
- 第三分野の保険は、損害保険会社のみが取り扱うことができる。
Correct answer: がん保険には、契約日から一定の免責期間(待ち期間)が設けられていることが多い。
がん保険には一般に契約日から90日程度の免責期間(待ち期間)があり、その間にがんと診断されても給付金は支払われません。医療・がん保険などの第三分野は、生命保険会社・損害保険会社のいずれも取り扱うことができます。
生命保険契約において、契約者が保険会社に重要事項を正しく申告する義務を何といいますか。