衛生管理者 関連法令(有害業務) — Questions and Answers
Question 1: 定期健康診断の実施頻度として正しいものはどれか。
- 1年以内ごとに1回 (Correct answer)
- 6ヶ月以内ごとに1回
- 2年に1回
- 3年に1回
Correct answer: 1年以内ごとに1回
労働安全衛生規則第44条により、常時使用する労働者に対して1年以内ごとに1回、定期健康診断を実施しなければなりません。深夜業等に従事する労働者は6ヶ月以内ごとに1回です。
Question 2: 定期健康診断の結果に基づく事後措置として産業医が行う医師の意見陳述の目的はどれか。
- 健康診断結果を踏まえて就業上の措置(就業制限・配置転換等)の判断材料を事業者に提供するため (Correct answer)
- 健康診断結果の秘密を労働者から守るため
- 医療機関への強制入院を指示するため
- 労働者を解雇する根拠を提供するため
Correct answer: 健康診断結果を踏まえて就業上の措置(就業制限・配置転換等)の判断材料を事業者に提供するため
産業医等による意見陳述は、健康診断結果に基づいて就業継続の可否、作業転換、労働時間短縮等の就業上の措置を事業者が適切に判断できるよう、医学的見地から意見を述べるものです。
Question 3: メタボリックシンドロームの診断基準に含まれない項目はどれか。
- 身長 (Correct answer)
- 腹囲(ウエスト周囲径)
- 血圧
- 血糖値(空腹時血糖)
Correct answer: 身長
メタボリックシンドロームの診断基準は腹囲(内臓脂肪型肥満)に加え、①血圧高値、②血糖値(空腹時血糖)高値、③脂質異常(HDLコレステロール低値またはトリグリセリド高値)のうち2つ以上を満たすものです。身長は含まれません。
Question 4: 血液検査における肝機能の指標として最も代表的なものはどれか。
- AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP (Correct answer)
- BUN(血中尿素窒素)・クレアチニン
- 白血球数・赤血球数・ヘモグロビン
- 空腹時血糖・HbA1c
Correct answer: AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP
肝機能の代表的指標はAST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTPです。ASTとALTは肝細胞障害の指標、γ-GTPはアルコール性肝障害・胆道疾患の指標として重要です。
Question 5: 健康診断の結果が事業者から労働者本人に通知される法令上の規定について正しいものはどれか。
- 事業者は遅滞なく健康診断の結果を労働者に通知しなければならない (Correct answer)
- 健康診断の結果通知は任意であり義務はない
- 結果通知は健康診断実施後1年以内でよい
- 異常所見がある場合のみ通知義務がある
Correct answer: 事業者は遅滞なく健康診断の結果を労働者に通知しなければならない
労働安全衛生法第66条の6により、事業者は健康診断の結果(異常の所見の有無にかかわらず)を遅滞なく当該労働者に通知しなければなりません。
Question 6: ストレスチェックの目的として正しいものはどれか。
- 労働者が自分のストレス状態を知るとともに、職場環境の改善につなげることで一次予防を促進する (Correct answer)
- うつ病患者を早期に発見して治療につなげる(二次予防)のみを目的とする
- 経営者が労働者の精神状態を把握して人事管理に活用する
- 産業医が全労働者の精神状態を診断する
Correct answer: 労働者が自分のストレス状態を知るとともに、職場環境の改善につなげることで一次予防を促進する
ストレスチェック制度の主な目的は労働者が自分のストレス状態を知ること(気づき)と、集団分析を通じた職場環境改善(一次予防)です。個人の病気早期発見(二次予防)ではなく、職場全体のメンタルヘルス改善が主目的です。
定期健康診断の実施頻度として正しいものはどれか。