衛生管理者 労働衛生(作業環境管理) 3 — Questions and Answers
Question 1: 照明に関する記述として正しいものはどれか。
- 精密な作業を行う作業面の照度は300ルクス以上が必要である (Correct answer)
- 照明は明るければ明るいほど常に作業効率が向上する
- グレア(まぶしさ)は作業効率に影響しない
- 蛍光灯はちらつきがないため目の疲労に影響しない
Correct answer: 精密な作業を行う作業面の照度は300ルクス以上が必要である
労働安全衛生規則により、精密な作業を行う作業面の照度は300ルクス以上が必要とされています。過度な照明はグレアを生じさせ、かえって作業効率を低下させることがあります。
Question 2: 温熱環境の4要素として正しい組み合わせはどれか。
- 気温・湿度・気流・放射熱 (Correct answer)
- 気温・湿度・気圧・酸素濃度
- 気温・気流・騒音・振動
- 湿度・放射熱・粉じん・有害ガス
Correct answer: 気温・湿度・気流・放射熱
温熱環境の4要素は気温(乾球温度)、湿度、気流(風速)、放射熱(輻射熱)です。これらが組み合わさって人体の体感温度や熱ストレスに影響します。
Question 3: 事務室の空気環境の管理基準として、浮遊粉じんの量の基準値はどれか。
- 0.15mg/m³以下 (Correct answer)
- 0.5mg/m³以下
- 1.0mg/m³以下
- 0.05mg/m³以下
Correct answer: 0.15mg/m³以下
事務所衛生基準規則により、事務室の空気中の浮遊粉じんの量は0.15mg/m³以下と定められています。これは労働者の呼吸器への影響を防ぐための基準です。
Question 4: 色彩環境の調整が作業に与える効果として正しいものはどれか。
- 色彩は視環境の改善、疲労軽減、安全管理に効果がある (Correct answer)
- 色彩は美観のためのみに使用され、作業効率への影響はない
- 赤色は心理的に冷静さをもたらし、集中力を高める
- 暗い色調は空間を広く見せ、作業効率を向上させる
Correct answer: 色彩は視環境の改善、疲労軽減、安全管理に効果がある
色彩環境の適切な調整は視環境の改善、眼疲労の軽減、心理的な安定、安全管理(危険箇所の識別)などに効果があります。色彩は作業環境の重要な要素です。
Question 5: VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)作業における作業環境管理として誤っているものはどれか。
- ディスプレイ画面への直接照明や間接照明による映り込みは問題ない (Correct answer)
- ディスプレイの輝度と周辺の輝度の差を小さくする
- 作業室の照度はディスプレイ画面上で500ルクス以下とする
- ディスプレイ画面の文字は鮮明で読みやすいものを使用する
Correct answer: ディスプレイ画面への直接照明や間接照明による映り込みは問題ない
ディスプレイ画面への直接照明や間接照明による映り込み(グレア)は眼疲労や視認性低下の原因となるため、防止措置が必要です。映り込みを問題ないとする記述は誤りです。
Question 6: 有害光線のうち、溶接作業で問題となる電磁波として適切なものはどれか。
- 紫外線と赤外線の両方 (Correct answer)
- 可視光線のみ
- マイクロ波
- X線
Correct answer: 紫外線と赤外線の両方
溶接作業では強い紫外線と赤外線が発生します。紫外線は電気性眼炎(眼への急性障害)や皮膚障害を、赤外線は白内障などの慢性障害を引き起こす可能性があります。
照明に関する記述として正しいものはどれか。