危険物乙4 製造所等の基準 3 — Questions and Answers
Question 1: 一般取扱所の定義として正しいものはどれか。
- 製造所・貯蔵所以外で危険物を取り扱う施設(給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所以外) (Correct answer)
- 危険物を販売する施設
- 危険物を貯蔵するのみの施設
- 危険物を製造する施設
Correct answer: 製造所・貯蔵所以外で危険物を取り扱う施設(給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所以外)
一般取扱所は危険物を取り扱う施設のうち、製造所・各種貯蔵所・給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所に該当しないものです。ボイラー室・洗浄施設等が含まれます。
Question 2: 販売取扱所(危険物の店頭販売)の設置基準として正しいものはどれか。
- 第一種販売取扱所(指定数量15倍以下)と第二種(15倍超40倍以下)に分かれ、建物基準が異なる (Correct answer)
- 販売取扱所に設置基準はない
- 危険物の販売は一切禁止
- 大型ショッピングモールでのみ設置可
Correct answer: 第一種販売取扱所(指定数量15倍以下)と第二種(15倍超40倍以下)に分かれ、建物基準が異なる
販売取扱所は指定数量15倍以下の第一種と15倍超40倍以下の第二種に分かれ、それぞれ壁・床・採光等の設置基準が定められています。ペンキ店・農薬販売店等が該当します。
Question 3: 移送取扱所(パイプライン)の設置について正しいものはどれか。
- 危険物を配管で輸送する施設で、都道府県をまたぐ場合は総務大臣の許可が必要 (Correct answer)
- 市区町村長のみの許可でよい
- 移送取扱所に許可は不要
- 地下埋設のみ許可される
Correct answer: 危険物を配管で輸送する施設で、都道府県をまたぐ場合は総務大臣の許可が必要
移送取扱所(危険物パイプライン)は一市町村の区域内であれば市町村長、複数市町村にわたる場合は都道府県知事、都道府県をまたぐ場合は総務大臣の許可が必要です。
Question 4: 危険物施設の「非常電源(非常用電源設備)」の設置理由として正しいものはどれか。
- 停電時でも消火設備・警報設備・避難誘導設備等が作動できるようにするため (Correct answer)
- 通常の電力消費を節約するため
- 非常電源は任意設置で義務なし
- 法律で義務付けられているが効果は不明
Correct answer: 停電時でも消火設備・警報設備・避難誘導設備等が作動できるようにするため
危険物施設の非常電源は停電(火災による電路遮断を含む)時でも自動火災報知設備・排煙設備・誘導灯・消火設備等が機能し続けるために必要です。
Question 5: 危険物施設の「換気設備」の基準として正しいものはどれか。
- 可燃性蒸気が滞留しないよう、低位換気(床面付近の換気)と十分な換気量を確保する (Correct answer)
- 換気は上部から行えばよい
- 換気設備に特別な基準はない
- 密閉構造が最も安全
Correct answer: 可燃性蒸気が滞留しないよう、低位換気(床面付近の換気)と十分な換気量を確保する
第4類危険物の蒸気は空気より重いため低位換気(床面付近の吸入口)が特に重要です。換気量は可燃性蒸気の濃度が爆発下限界の25%以下に保てる量が必要です。
Question 6: 危険物施設の「安全装置(緊急遮断弁等)」の目的として正しいものはどれか。
- 火災・地震等の緊急時に危険物の流出を自動的に止め、被害の拡大を防止する (Correct answer)
- 安全装置は設置費用がかかるため任意
- 安全装置は点検が面倒なので設置不要
- 安全装置は通常運転時のみ使用
Correct answer: 火災・地震等の緊急時に危険物の流出を自動的に止め、被害の拡大を防止する
緊急遮断弁等の安全装置は火災・地震・配管破断等の緊急時に危険物の流出を自動的(または遠隔操作で)停止させ、被害の最小化を図ります。定期的な作動試験が必要です。
一般取扱所の定義として正しいものはどれか。