危険物乙4 貯蔵・取扱いの方法 3 — Questions and Answers
Question 1: 危険物を収納する容器の要件として正しいものはどれか。
- 危険物と容器材質が反応しない材質・強度を持ち、政令で定める容器規格を満たすもの (Correct answer)
- どのような容器でも使用できる
- プラスチック製のみ使用可能
- ガラス製容器は使用禁止
Correct answer: 危険物と容器材質が反応しない材質・強度を持ち、政令で定める容器規格を満たすもの
危険物容器は危険物の種類に適合した材質(腐食・反応しない)、十分な強度を持ち、政令で定める容器基準(JISまたはUN規格相当)を満たしたものを使用します。
Question 2: 屋内貯蔵所で危険物を貯蔵する際、床面に設ける「ためます」の目的として正しいものはどれか。
- 漏えいした危険物を集めて外部への流出を防ぐため (Correct answer)
- 消火用水を貯めるため
- 換気用の開口部のため
- 作業者の転倒を防ぐため
Correct answer: 漏えいした危険物を集めて外部への流出を防ぐため
ためます(貯留設備)は危険物が漏えい・こぼれた場合に床面に流れた危険物を集めて外部への流出を防ぐための設備です。床面は危険物が浸透しない材質とし、ためますへ流れる勾配を設けます。
Question 3: 危険物の容器にラベル(表示)が必要な情報として正しいものはどれか。
- 危険物の品名・数量・危険等級・注意事項(火気厳禁等)を表示する (Correct answer)
- 品名のみで十分
- 表示は任意
- 数量のみを表示する
Correct answer: 危険物の品名・数量・危険等級・注意事項(火気厳禁等)を表示する
危険物容器には品名(化学名)、危険等級、化学名(成分)、数量、注意事項(火気厳禁・転倒注意等)の表示が必要です。緊急時の対応に必要な情報を誰でも確認できるようにします。
Question 4: 危険物の取扱作業における「作業手順書(SOP)」の重要性として正しいものはどれか。
- 安全な手順を標準化して作業者全員が同じ方法で安全に作業できるようにする (Correct answer)
- 作業手順書は法的義務ではないので任意
- ベテラン作業者には不要
- 手順書通りに作業すれば事故は絶対に起こらない
Correct answer: 安全な手順を標準化して作業者全員が同じ方法で安全に作業できるようにする
作業手順書(SOP:標準作業手順書)は安全な作業方法を標準化し、作業者のスキルや経験にかかわらず同等の安全を確保します。危険物取扱いでは予防規程の一部として整備します。
Question 5: 危険物施設での作業者の服装として適切なものはどれか。
- 帯電防止作業服・安全靴を着用し、化繊等の静電気を帯びやすい服は避ける (Correct answer)
- 普段着のままで作業してよい
- 合成繊維の服が最も適切
- 防護服は必要ない
Correct answer: 帯電防止作業服・安全靴を着用し、化繊等の静電気を帯びやすい服は避ける
引火性液体を取り扱う危険物施設では静電気の発生を防ぐ帯電防止作業服の着用が重要です。化学繊維は静電気を帯びやすく危険です。安全靴による落下物・踏み抜き防止も必要です。
Question 6: 危険物取扱作業中に蒸気を吸入した場合の応急処置として正しいものはどれか。
- 直ちに新鮮な空気のある場所に移動させ、必要に応じて医療機関を受診する (Correct answer)
- 水を飲ませる
- その場で安静にしていれば自然に回復する
- 人工呼吸のみ行う
Correct answer: 直ちに新鮮な空気のある場所に移動させ、必要に応じて医療機関を受診する
蒸気吸入の場合は直ちに新鮮な空気のある場所(屋外等)に移動させ、安静にします。症状(頭痛・めまい・意識障害等)が続く場合や高濃度吸入が疑われる場合は医療機関を受診します。
危険物を収納する容器の要件として正しいものはどれか。