FP2級 リスク管理(保険) 3 — Questions and Answers
Question 1: 保険法における「告知義務」に関する説明として正しいものはどれか。
- 保険契約者または被保険者は、契約締結時に保険会社から告知を求められた重要事項について、正確に申告する義務がある (Correct answer)
- 保険会社が一方的に情報を開示する義務である
- 告知義務は更新時には適用されない
- 告知義務違反があっても保険契約は有効である
Correct answer: 保険契約者または被保険者は、契約締結時に保険会社から告知を求められた重要事項について、正確に申告する義務がある
告知義務とは、保険契約者・被保険者が契約締結時に保険会社から質問された重要事項(健康状態、職業、既往症等)を正確に申告する義務です。故意・重過失による告知義務違反は、保険会社による契約解除の原因となります。
Question 2: 就業不能保険(所得補償保険)の特徴として正しいものはどれか。
- 病気やケガによって就業不能状態になった場合に、所得の一部を補填する給付金を受け取れる保険 (Correct answer)
- 死亡した場合のみ給付される
- 就業不能状態であれば収入があっても全額給付される
- 公務員や会社員は加入できない
Correct answer: 病気やケガによって就業不能状態になった場合に、所得の一部を補填する給付金を受け取れる保険
就業不能保険・所得補償保険は、病気やケガで働けなくなった場合の収入減少を補填するための保険です。給付金は一般的に収入の一定割合(実損払い型の場合は実際の収入減少分)が支払われます。
Question 3: がん保険の特徴として正しいものはどれか。
- 責任開始日(契約日)から通常90日間の免責期間があり、この期間中にがんと診断されても給付金は支払われない (Correct answer)
- がんと診断された翌日から給付金が支払われる
- 免責期間はなく、契約直後からすべての疾病に対して給付される
- 免責期間は30日間である
Correct answer: 責任開始日(契約日)から通常90日間の免責期間があり、この期間中にがんと診断されても給付金は支払われない
がん保険には一般的に契約日から90日間(3ヶ月)の免責期間があります。これは契約直前にすでにがんに罹患していた可能性のある人の加入を防ぐためです。この期間中にがんと診断されても給付金は支払われません。
Question 4: 団体信用生命保険(団信)に関する説明として正しいものはどれか。
- 住宅ローンの借入者が死亡または高度障害状態になった場合に、保険金でローン残債が完済される保険 (Correct answer)
- 借入者が失業した場合も保険金が支払われる
- 配偶者が死亡した場合もローンが完済される
- 団信への加入は任意であり、加入しなくてもローンを組める金融機関がほとんどである
Correct answer: 住宅ローンの借入者が死亡または高度障害状態になった場合に、保険金でローン残債が完済される保険
団信は住宅ローンに付帯する生命保険で、借入者本人が死亡・高度障害状態になった場合にローン残高が保険金で完済されます。フラット35を除く多くの住宅ローンでは団信加入が必須条件となっています。
Question 5: 保険会社が破綻した場合の契約者保護制度(生命保険契約者保護機構)について正しいものはどれか。
- 国内で事業を行う生命保険会社はすべて加入が義務付けられており、破綻時には責任準備金の90%まで補償される(高予定利率契約を除く) (Correct answer)
- 外国の保険会社の日本支店は加入不要
- 補償割合は100%保証される
- 損害保険も同じ機構で保護される
Correct answer: 国内で事業を行う生命保険会社はすべて加入が義務付けられており、破綻時には責任準備金の90%まで補償される(高予定利率契約を除く)
生命保険契約者保護機構には、国内で事業を行うすべての生命保険会社(外国保険会社の日本支店含む)が加入義務があります。破綻時は原則として責任準備金の90%まで補償されます(一部高予定利率契約は除く)。損害保険は別に損害保険契約者保護機構があります。
Question 6: 変額保険の特徴として正しいものはどれか。
- 保険料の一部を株式・債券等で運用し、運用実績によって保険金額や解約返戻金が変動するが、死亡保険金には最低保証がある (Correct answer)
- 運用実績に関わらず保険金額は一定である
- 解約返戻金に最低保証がある
- 変額保険の販売には生命保険募集人資格のみでよく、特別な資格は不要である
Correct answer: 保険料の一部を株式・債券等で運用し、運用実績によって保険金額や解約返戻金が変動するが、死亡保険金には最低保証がある
変額保険は特別勘定で運用され、その実績によって保険金額・解約返戻金が変動します。死亡保険金には基本保険金額という最低保証がありますが、解約返戻金には最低保証がなく元本割れリスクがあります。販売には変額保険販売資格が必要です。
保険法における「告知義務」に関する説明として正しいものはどれか。