介護福祉士 医療的ケア — Questions and Answers
Question 1: 認知症の定義として正しいものはどれか。
- 後天的に脳の器質的障害により認知機能が低下し、日常生活に支障をきたした状態 (Correct answer)
- 生まれつきの知的障害
- 正常な加齢による物忘れ
- 精神的なストレスによる記憶障害
Correct answer: 後天的に脳の器質的障害により認知機能が低下し、日常生活に支障をきたした状態
認知症とは、後天的な脳の器質的変化(神経細胞の死滅など)によって認知機能が低下し、日常生活・社会生活に支障をきたした状態です。
Question 2: 「アルツハイマー型認知症」の特徴として正しいものはどれか。
- 近時記憶(直近の出来事)の障害から始まる (Correct answer)
- 突然発症する
- 段階的に悪化と改善を繰り返す
- 夜間に症状が改善する
Correct answer: 近時記憶(直近の出来事)の障害から始まる
アルツハイマー型認知症は最も頻度が高く、近時記憶(数分〜数時間前の記憶)の障害から始まり、緩やかに進行するのが特徴です。
Question 3: 「血管性認知症」の特徴として正しいものはどれか。
- 脳卒中などの後に段階的に悪化し、まだら認知症が見られる (Correct answer)
- ゆっくり緩やかに進行する
- 幻視が中核症状
- レビー小体の蓄積が原因
Correct answer: 脳卒中などの後に段階的に悪化し、まだら認知症が見られる
血管性認知症は脳梗塞・脳出血などの脳血管障害に伴って生じ、段階的に悪化(段階的増悪)し、障害された部位によって症状が異なる「まだら認知症」が見られます。
Question 4: 「レビー小体型認知症」の特徴として正しいものはどれか。
- リアルな幻視・パーキンソン症状・認知機能の日内変動 (Correct answer)
- 記憶障害のみ
- 段階的に悪化する
- 脳梗塞が原因
Correct answer: リアルな幻視・パーキンソン症状・認知機能の日内変動
レビー小体型認知症の3大特徴は、①リアルな幻視(人・虫・小動物などが見える)、②パーキンソン症状(筋固縮・歩行障害)、③認知機能の日内変動です。
Question 5: 認知症の「中核症状」に含まれないものはどれか。
- 徘徊 (Correct answer)
- 記憶障害
- 見当識障害
- 実行機能障害
Correct answer: 徘徊
認知症の中核症状は記憶障害・見当識障害・失語・失行・失認・実行機能障害などの脳の器質的変化による直接の症状であり、徘徊はBPSD(行動・心理症状)に含まれます。
Question 6: 「認知症の人への声かけ」として適切なものはどれか。
- 穏やかな表情で目線を合わせ、ゆっくり短い言葉で話しかける (Correct answer)
- 「何度言ったらわかるの」と繰り返し叱る
- 早口で多くの情報を一度に伝える
- 後ろから急に声をかける
Correct answer: 穏やかな表情で目線を合わせ、ゆっくり短い言葉で話しかける
認知症の人は不安・混乱を感じやすいため、穏やかな表情・目線を合わせる・ゆっくり短い言葉で話しかけることが安心感を与えます。
認知症の定義として正しいものはどれか。